「責任準備金目標の改定検討会」の取りまとめについて
当機構では、令和6年9月から「責任準備金目標の改定検討会」を開催し、令和7年3月に取りまとめを行いました。
当機構では、万一の事態に備え、保険金などの支払を確実に行う原資を確保するため、毎年度、貯金保険制度の対象となっている組合等からいただいている保険料などを、責任準備金として積み立てています。
これまでは5,000億円を目標額としており、保険料率も、この目標額の達成に必要な水準となるような算定方式としていました。
この目標額は平成31年に設定したものですが、幸いにも保険事故などが生じていないこともあり、順調に積立てが進んできました。
本検討会は、このような現状を踏まえ、貯金保険制度を今後とも長期的かつ安定的に維持するため、責任準備金目標の改定について検討を行い、保険料率の決定に資するものとすべく、開催したものです。