平成13事業年度貯金保険機構年報
Ⅳ.損益の状況
一般勘定と特別勘定の損益の状況は次のとおりである。
1.一般勘定
平成13事業年度における収益は、保険料収入14,113百万円、資金援助事業収入32百万円、資産運用収入1,978百万円、被管理農水産業協同組合等負担金収入81百万円など、総額16,205百万円となった。
費用は、資金援助事業費6,391百万円、一般管理費545百万円、特別資金援助に伴うペイオフコスト相当額の特別勘定への繰入れ18,218百万円で、総額25,154百万円となった。
この結果、収益総額が費用総額を8,949百万円下回ったため、これを全額責任準備金から戻し入れたことから、平成13事業年度末における一般勘定の責任準備金の額は、150,865百万円となった。
2.特別勘定
特別勘定は、ペイオフコストを超える特別資金援助等を経理する勘定である。
平成13事業年度における収益は、保険料収入9,409百万円、資産運用収入488百万円、特別資金援助に伴う一般勘定からの受入れ18,218百万円で、総額28,114百万円となった。
費用総額は、特別資金援助事業費21,462百万円であった。
この結果、収益総額が費用総額を6,652百万円上回ったため、これを全額責任準備金に繰り入れたことから、平成13事業年度末における特別勘定の責任準備金の額は、45,474百万円となった。